
2017年の3月に発売されたゼルダの伝説ブレスオブザワイルドは、オープンエアーと呼ばれる世界観が特徴です。
主人公が操作するキャラクターは、従来のゲームでは行ける場所が決められていました。しかし近年はあらゆる場所に行けるオープンワールドと呼ばれるゲームが増え、世界のビッグタイトルで主流になっています。
オープンエアーの魅力
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのオープンエアーも、ゲーム内の行動場所に制限はありません。はるか遠くに見える山の頂上にも、自由に登頂し世界を一望することができます。しかしオープンエアーの特徴は行ける場所が無制限になっただけではなく、気温や風といった空気感も再現しているのが魅力です。
風が吹き抜ける草原を愛馬で疾走したり、灼熱の砂漠地帯を彷徨ったり極寒の雪山を進んだりする感覚は、他のゲームにはないゼルダの伝説ブレスオブザワイルドならではの魅力として高く評価されました。世界中で大ヒットを記録し数々のゲーム賞を受賞したのも、オープンエアーの新しい魅力があったからでしょう。
オープンエアーならでは

ゲームを遊んで行くうえでもオープンエアーならではの特徴を理解し、いろいろな対策を立てなければいけません。特に装備に関しては非常に重要で、状況に応じて変更させる必要があります。ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでは、プレイヤーが操作するリンクは気温の影響を受けます。
温帯で快適な草原地帯では何を装備しても良いですが、暑い砂漠地帯に行くときは涼しい服を着なければいけません。装備を適切に変更する必要があるのは、極寒のエリアでも同じです。雪山が連なる北部のへブラ地方や一部の山岳地帯では、通常の装備だとリンクが震えて体力を示すハートも少しずつ減少していきます。
場所によってはシーカータワーの頂上に登っただけで気温が一気に下がり、リンクの体力は奪われていくので注意が必要です。
ゲーム内の防寒対策
ゲーム中に防寒対策として有効な手段は、装備の変更に加え料理です。リンクは冒険の途中に手に入る食材を組み合わせて、様々な料理を作ることができます。寒さ対策として有効なのがピリ辛串焼きキノコやピリ辛煮込み果実など、ポカポカ草と呼ばれる食材を使った料理です。
辛いメニューを食べると体が熱くなって寒さ対策ができるのは、現実世界と同じです。
これらの料理を食べると、ハートが回復すると同時に一定時間寒さの影響を受けなくなるので、極寒のエリアに行くときにはキャンプなどで作っておくのがおすすめです。しかし料理でできる寒さ対策は一定時間のみなので、効果が切れるとハートは減少していきます。
いくつか作っておいて効果が切れるたびに食べるのも良いですが、根本的な解決をしなければ食材をたくさん使いいくつも作っておかなければいけません。アイテムは無制限に持てますがストックが切れるたびに作るのは面倒ですがから、装備の変更で根本的な解決をすべきでしょう。
防寒着を手に入れておく
ゲームを開始して比較的序盤に手に入るのが、防寒着です。スタート地点の始まりの台地にある小屋に行って特定の行動をすると、防寒着を入手できて雪山に登ってもハートは減少しません。もし入手できなくてもショップで販売されているので、できるだけ早めに手に入れると良いでしょう。
もう一つ寒さ対策ができる装備には、リトの防具シリーズがあります。リトの防具シリーズで装備を統一すれば、序盤で手に入れた防寒着が役に立たない場所でも寒さ対策ができます。始まりの台地をクリアした段階で入手することは可能なので、早めに取りに行くのもおすすめです。
早めに取りに行けば寒冷地の他に山岳地帯でも役に立つので、冒険も楽に進められるでしょう。このようにゼルダの伝説ブレスオブザワイルドでは、気温に合わせた装備の変更が重要になります。
現実世界での防寒対策
現実の世界でも気温が下がる冬になるとお鍋などの温かい料理が食べたくなりますし、着る服も厚手のものを選ぶでしょう。特に真冬に外で仕事をする人々にとって、防寒着は重要な存在です。カイロを体に貼って温めることはできますが、基本は暖かい服装をして寒さを凌いでいます。
しかし外で仕事をするときには単純に温かいだけではなく、動きやすさなどの性能も重要です。動きやすさが考慮されていない服装だと邪魔になり、仕事の効率が下がってしまいます。建設現場などで真冬に外で作業をするなら、しっかりと寒さ対策ができる防寒着を選んで下さい。
現実世界ではゲームとは違いネット通販サイトや店舗に行けばすぐに手に入るので、気温が下がる前に冬を乗り切れる装備を購入し仕事で着用しましょう。